自民・公明両党の連立協議をめぐり、自民党の松山参議院議員会長はきょう、「公明党なしでの国会運営は考えられない」と述べ、高市総裁らに丁寧に交渉を進めるよう求めました。

自民・公明両党の参議院幹部がきょう午前、国会内で会談し、自民党の松山参議院議員会長は、引き続き自公で連携して国会運営に望みたいとの考えを伝えました。

終了後、松山氏は自民党本部で記者団の取材に応じ、次のように述べました。

自民党 松山参議院議員会長
「公明党さんとは本当に参議院におきましても極めて重要なパートナーで、これまでも信頼関係を築き上げてまいりました。引き続き公明党さんなしでの国会運営はもう考えられませんので、今後の自公の交渉もしっかり丁寧に総裁も進めていただきたいと思っております」

自公両党の党首と幹事長はこのあと、午後1時45分から連立をめぐり、詰めの協議をおこなう予定で、公明党は主張する「企業・団体献金」の規制強化案で自民側と折り合えなければ連立離脱を表明する見通しです。