ロンドンで鉄道開業200年を記念する日本とイギリス共同の式典が開かれました。
1825年にイギリスで世界初の近代鉄道が開業してから、ことしで200年になります。これを記念して、ロンドンでは7日、イギリスで鉄道事業を展開するJR東海などの鉄道会社が参加した日英記念式典が行われました。
イギリスでは、日立製作所が開発・製造した高速鉄道車両「AZUMA」が、ロンドンとスコットランドの主要都市を結ぶ路線で運行しているほか、ことしからは、東京メトロなど3社が設立した合弁会社が地下鉄エリザベス線の運営に携わるなど、日本の鉄道技術がイギリス国内でも重要な役割を担っています。
在英日本大使館 鈴木浩 大使
「いま、鉄道分野における日英の協力関係は、かつてないほど高い水準にあります。鉄道の世界を、より明るく豊かな未来へと導いていきましょう」
イギリス運輸省のシャンムガリンガム事務次官は、「日英が持つ世界最高水準の専門知識を生かし、鉄道産業をさらに発展させたい」と述べ、鉄道分野における両国の連携を一層深めていく考えを示しました。

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