アメリカ・ニューヨークで開かれている国連総会で北朝鮮の代表が演説を行い、「核兵器を決して放棄しない」と主張しました。
記者
「北朝鮮の金先敬外務次官が国連本部に入りました」
金先敬外務次官は29日、国連総会で一般討論演説に臨みました。
金外務次官はアメリカと日本、韓国が朝鮮半島で行っている訓練により「侵略の脅威が高まっている」と非難。そのうえで、北朝鮮の核兵器の存在によって戦争が抑制されているとして、「いかなる状況下でも我々は核兵器を決して放棄しない」と主張しました。
また、紛争が続くガザ情勢については「ヒトラーを上回るほどの虐殺や人道に対する罪が行われている」と述べ、イスラエルを厳しく批判したうえで、パレスチナの国家樹立や国連への加盟について「全面的に支持する」と表明しました。
北朝鮮が本国から国連総会に政府高官を派遣するのは2018年以来、7年ぶりです。

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