IPC=国際パラリンピック委員会は、ロシアとベラルーシの資格停止処分を解除したと発表しました。来年イタリアで開催されるミラノ・コルティナ冬季パラリンピックに国として参加できる見通しです。
IPCは、ウクライナへの侵攻を続けるロシアと同盟国のベラルーシを無期限の資格停止処分にしていましたが、27日に韓国で開かれた総会で資格停止を全面的に解除すると発表しました。
資格停止を継続するかを決める投票で、反対が111票と賛成55票を上回ったということです。これでロシアとベラルーシは来年イタリアで開催される開催のミラノ・コルティナ冬季パラリンピックに国として参加できる見通しです。
IPCの発表を受けて、ウクライナの外務省は「恥ずべきものだ」と非難。AP通信によりますと、ウクライナのビドニー青年スポーツ相は、ウクライナがミラノ・コルティナ冬季パラリンピックに参加するかどうかは「状況に応じて決定する」と述べ、ボイコットも辞さない構えを示しました。
IOC=国際オリンピック委員会は、ロシアとベラルーシの選手について「国を代表しない中立な立場の個人資格の選手」しか認めておらず、IPCと対応が分かれることになります。

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