北朝鮮の崔善姫外相があさってから中国を訪問します。中国の王毅外相らと会談するものとみられます。
中国外務省はきょう、北朝鮮の崔善姫外相があさってから30日にかけて、中国を訪問すると発表しました。訪問の目的は明らかにしませんでしたが、中国の王毅外相が招待したということで、中朝外相会談などが行われるものとみられます。
一方、北朝鮮で国際機構を担当している金先敬外務次官は日本時間きょう午後1時ごろ、北京首都空港に到着しました。来週、国連総会の一般討論演説に登壇するため、この後、ニューヨークに向かうとみられています。
金外務次官が出席した場合、北朝鮮の高官の出席は2018年以来となり、米朝間で接触があるか注目されます。
こうしたなか、北朝鮮が核兵器に使える濃縮度90%以上の高濃縮ウランを最大で2トン保有していると推定したアメリカの専門家による分析を韓国の鄭東泳統一相が明らかにしました。
韓国メディアが伝えたもので、鄭統一相はウラン濃縮用の遠心分離機が「今も4か所で稼働している」とも指摘したということです。

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