(ブルームバーグ):米疾病対策センター(CDC)のワクチン諮問委員会は19日、全ての年齢層を対象とした新型コロナワクチン接種の一律推奨を終了することを決議した。ケネディ厚生長官は6月、同委員会のメンバーを一斉に解任した後、8人を任命した。今後接種の判断は個人ではなく、医療従事者との調整に基づいて下されるという。
ワクチンに批判的なケネディ氏が厚生長官に任命されて以来、新型コロナワクチンは議論の的となっていた。
諮問委員会メンバーの一人、レツェフ・レヴィ教授(マサチューセッツ工科大学オペレーションマネジメント)は「医療提供者と患者の間で話し合って決めるのが適切だと考えている」と述べた。同氏によれば、諮問委員会はブースターワクチンの有効性が「質の低いデータと分析」に基づいていると考え、安全性に関する懸念も残っていると判断した。
原題:CDC Panel Ends Universal Covid Vaccine Recommendation(抜粋)
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