ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は11日、600ドルあまり大きく値上がりし、史上初めて4万6000ドルを突破し、取引を終えました。
11日のニューヨーク株式市場では取引開始直後から買い注文が広がり、大きく値上がりしました。
アメリカの8月の消費者物価指数が事前の市場予想と同じだった上、新規の失業保険の申請件数が市場予想を上回り、雇用の減速が意識されたことで、FRB=連邦準備制度理事会が来週の会合で利下げに動くとの見方が改めて強まりました。
ダウ平均株価は結局、前の日に比べて617ドル8セント値上がりし4万6108ドルと、史上初めて4万6000ドルを突破し、取引を終えました。
また、ハイテク企業が多く上場するナスダック市場の総合指数は、4日連続で史上最高値を更新しました。

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