アフガニスタン東部を震源とする地震の犠牲者が大幅に増えています。国営メディアは、およそ500人が死亡したほか、1000人が負傷したと報じました。

アフガニスタン東部で日本時間のきょう未明、マグニチュード6.0の地震が発生し、現地メディアによりますと、クナール州を中心にレンガ造りの多くの家屋が倒壊したり、集落が土砂に埋まったりと被害が拡大しています。

国営メディアは、地元の災害当局者の話として、およそ500人が死亡したほか、1000人が負傷したと伝えました。犠牲者はさらに増えるおそれがあるということです。

がれきの下敷きになっている人も多数いるとみられますが、山岳地帯などで被害が広がっていることから救助活動は難航しています。

アフガニスタンでは2023年にもマグニチュード6.3の地震があり、タリバン暫定政権の発表では、2400人が死亡しています。