イスラエルは、イスラム組織ハマスの軍事部門の報道官を殺害したと発表しました。

イスラエル軍は先月31日、ハマスの軍事部門「カッサム旅団」の報道官アブ・オベイダ氏を殺害したと明らかにしました。

軍はオベイダ氏について、「ハマスの軍事部門で生き残っていた最上級のテロリストの一人だった」としたうえで、「拘束されたイスラエル人や兵士、残虐行為の映像を拡散した」と非難しました。

オベイダ氏は「ハマスの顔」として、おととし10月のイスラエルとの戦闘開始以降、ビデオ声明にたびたび出演し、ハマス側の主張を伝えてきました。

一方、ハマス側はこれまでのところ、オベイダ氏の死亡に関する声明などは出していません。