米ロの首脳会談を前にプーチン大統領は、トランプ大統領がウクライナ情勢をめぐり「精力的かつ誠実に努力を続けている」と述べ、仲介努力を高く評価しました。
米ロ首脳会談について、ロシアのウシャコフ大統領補佐官は14日、アラスカ州にある米軍基地で日本時間の16日午前4時半に開始すると発表しました。
1対1の会談の後、代表団を交えた拡大会合が行われ、共同記者会見も行われる予定だとしています。
こうしたなか、プーチン氏は政権幹部らを集めて会議を開き、「ウクライナでの戦闘を停止し、危機を収束させて、すべての当事者に利益となる合意の達成に向けて、精力的かつ誠実に努力を続けている」と述べ、トランプ氏の仲介努力を高く評価しました。
そのうえで、「次の段階で戦略兵器の管理に関する合意に達すれば、長期的な平和の条件につなげられる」と述べ、米ロ間の核軍縮をめぐる合意にも前向きな姿勢を示しました。

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