石破政権8か月 今後は? “大連立”の可能性も…

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
今後の政局について。石破政権ができて8か月になるのですが、これまでの対応を大まかにまとめました。

【石破政権 この8か月で…】
補正予算:“103万の壁”(国民民主党)
本予算:教育の無償化(日本維新の会)
    年金の改革法案(立憲民主党)

その都度その都度、いろんな協議をして切り抜けてきたわけですけど、早く物事を決めなくてはいけない時代に十分かどうか。いかがでしょうか。

自民党 森山裕 幹事長:
それぞれの政策について、予算を年度内に成立をさせることができました。それは本当に各党、各会派のご理解の賜物だったと思っております。本当にありがたいことだったと思っております。

ただ、いつまでもそういう方法が(続くのか)と言われると、これは私にもなかなか分からないところです。

小川彩佳キャスター:
ここまで森山幹事長にお話を伺いました。

星浩さん「連立問題について動きがあり得る」

小川彩佳キャスター:
森山さんのどの発言に注目しますか。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
1つは、VTRに入りきらなかったのですが、「ガソリンの暫定税率を廃止含めて、12月に向けてしっかりと議論する」とのこと。これは12月に集中的に議論して、場合によっては2026年4月からガソリンの暫定税率を廃止する可能性もあることを示唆した問題です。

2つ目は、参議院選挙後の連携について。「どこの会派とも政策が合えば一緒にやらせていただく」。つまり、立憲との大連立や、日本維新の会、国民民主党との連立の補充も含めて、連立問題について、参議院選挙についても、選挙後にいろいろな動きがあり得るということです。そういう点では非常に示唆に富む発言だったと思います。

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<プロフィール>
自民党 森山裕 幹事長
自民党のNO.2 元農林水産大臣
“影の総理”“農水族のドン”とも称される