年々、規模が拡大している国内のドーナツ市場ですが、15日、アメリカから新たなドーナツが日本に初上陸します。ドーナツ戦国時代、より過熱していきそうです。
LA発・アメリカで大人気の「ランディーズドーナツ」がオープン

山形純菜キャスター:
15日、渋谷・代官山にロサンゼルスで大人気のドーナツショップ「ランディーズドーナツ」がオープンします。
ランディーズドーナツは1952年にアメリカ・ロサンゼルスで創業し、映画などにも登場しています。毎日店内で手作りされているドーナツですが、最大約1000個のドーナツがディスプレイされ提供されるそうです。
ではなぜ今、ドーナツショップが日本に上陸しているのか、そしてどんなドーナツが販売されるのか見ていきます。

日本初上陸となるランディーズドーナツでは、カラフルなチョコがたくさんのっている「チョコレートキャンディ レイズド 550円」や、ロサンゼルスの鮮やかな空をイメージして作られた日本限定の「限定 LAブルーカスタードクリームセット 12個 5500円」(単品で販売はなし・~6月15日まで販売)といった様々なドーナツがあります。
40種類以上と種類も豊富で、価格は360円~500円台ということです。
一番人気なのが、「グレイズド レイズド 360円」です。創業からほぼレシピが変わっておらず、ふんわり軽い食感で、シンプルな甘さが特徴だといいます。
そして、アメリカのドーナツなので、大きさもアメリカンです。

▼「テキサス グレイズド」
直径は約16センチ
▼通常の「グレイズド レイズド」
直径は約11センチ

そして、ランディーズドーナツの目印となるのが、巨大ドーナツ型のモニュメントです。日本の店舗だと4mほどの大きさのものが設置されていますが、アメリカ・ロサンゼルスにある本店には、なんと直径約10mのものが設置されています。
この巨大モニュメントが街のシンボルとなっていて、観光名所にもなっているそうです。

では、なぜ日本に進出することを決めたのか、ランディーズドーナツのマーク・ケレジアンCEOは「日本のドーナツ市場は大きく成長傾向。東京への進出は非常に重要」と話しています。
それもそのはず、2025年の日本のドーナツ市場は約1500億円と予測されていて、これは5年前の約1.5倍に拡大しているということなんです。