文芸評論家・三宅香帆さんによる新感覚のブックレビュー番組「Page Turners」。今回は「2025年本屋大賞」の受賞作家・阿部暁子さんに三宅さんがインタビューした特別編をお届けします。
本屋大賞を受賞した小説「カフネ」を妊娠中に執筆していたというエピソードや、受賞の感想や作品に込めたメッセージ、さらには1日の「執筆スケジュール」まで。本を愛する三宅さんと本を生み出す阿部さんの交わす言葉が、「本を書くこと」「本を書く人」の姿を鮮やかに浮かび上がらせるインタビュー、ぜひお楽しみください!

◆出演◆
▼阿部暁子
岩手県花巻市出身。2008年『屋上ボーイズ』(応募時タイトルは「いつまでも」)で第17回ロマン大賞を受賞しデビュー。著書に『どこよりも遠い場所にいる君へ』『また君と出会う未来のために』『パラ・スター〈Side 百花〉』『パラ・スター〈Side 宝良〉』など。『カフネ』で2025年本屋大賞を受賞。

▼三宅香帆
文芸評論家。1994年高知県生まれ。京都市立芸術大学非常勤講師。京都大学人間・環境学研究科博士後期課程中退。リクルート社を経て独立。主に文芸評論、社会批評などの分野で幅広く活動。著書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』で「新書大賞2025」を受賞。
Youtubeチャンネル: https://www.youtube.com/channel/UCrZ1UvZ5F1-2i1gll0hjjRg

◆収録日◆
2025年4月9日