(ブルームバーグ):バンス米副大統領は21日、インドのモディ首相とニューデリーで貿易協議を行った。インドはトランプ大統領による上乗せ関税措置を回避するため、米国との早期の合意を目指している。
ホワイトハウスの声明によると、二国間の貿易協定を巡る「交渉で大きな進展があった」とし、関税負担の軽減に向けた合意のためのロードマップが策定されたという。
インド首相府は声明で、両氏は防衛、重要技術、エネルギー分野での協力についても協議したと表明。また、地域および国際的な安全保障問題についても協議し、「今後の道として対話と外交を求めた」という。
グリア通商代表部(USTR)代表は声明で、「これまでのインドの建設的な関与は歓迎されており、両国の労働者、農業従事者、起業家にとって新たな機会を創出できることを期待している」と表明した。
バンス、モディ両氏の個別会談のほか、両国のスタッフを交えた会議や、バンス氏の妻ウーシャ氏と3人の子供らが参加した夕食会も行われた。インド首相府が公開した映像には、伝統衣装クルタ・パジャマを着たバンス氏の子供らや、モディ首相が子供らにクジャクの羽を贈る様子が映っている。
モディ氏はトランプ氏による年内のインド訪問を楽しみにしているとも述べた。モディ氏は今年2月にワシントンを訪問した際、インドに招待する旨をトランプ氏に伝えていた。
バンス氏とその家族は21日から4日間にわたりインドに滞在する。夕食後、バンス氏はニューデリーからジャイプールに向かった。
米印間ではこのほか、インドのシタラマン財務相が今週、ワシントンを訪れベッセント財務長官と協議する予定。インドの首席通商交渉官も今週、訪米することになっている。
原題:Vance Meets With Modi as India Seeks Reprieve From Tariffs (3)(抜粋)
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