商品券の配布問題をめぐり、自民党の一部から石破総理の退陣論がでていることについて、小泉元環境大臣は「支持率が下がったらリーダーを引きずり下ろそうとする党の文化を変えるべきだ」と述べ、けん制しました。

石破総理が当選1回の衆院議員側に10万円相当の商品券を渡していたことをめぐり、党内の一部からは退陣すべきとの声が上がっています。

自民党の小泉元環境大臣は、こうした声について「支持率が下がったらリーダーを引きずり下ろそうとする党の文化は変わらなければいけない」と述べ、退陣論をけん制しました。

自民党 小泉進次郎 元環境大臣
「支持率が下がったらリーダーを引きずり下ろそうとすること。そういう文化は私は変わらなければいけないと思う。いろんなことがあっても、文句あっても苦しいときに支える。そういった姿を持ち場持ち場でやっていくことが大事なのではないか」

また、歴代総理による商品券の配布についても、小泉氏は「国民から、自民党の悪しき文化を変えていけるのか厳しい目で見られてると思う」と述べた上で、「政治とカネの問題について決着できるよう努力していきたい」と強調しました。