インドネシア株は18日の取引で急落し、一時的に新型コロナウイルス禍期以来の売買停止となった。景気と個人消費の低迷に対する懸念が投資家の心理を直撃した。

ジャカルタ総合指数は一時7.1%安と、2011年9月以来の下落率を記録。データセンターサービスを提供するDCIインドネシアとバンク・ラヤット・インドネシアの下げが目立った。

20年後半以来の5%という下落率となり、市場は30分間の一時停止に入った。取引再開後に総合指数は再び下げているが、下落率が10%に達すると、また売買停止となる可能性がある。

インドネシア・ルピアは対ドルで0.3%下落。ルピアは今年、アジア通貨の中で最もパフォーマンスが悪い。

原題:Indonesian Stocks Plunge Most Since 2011 as Growth Worries Mount(抜粋)

--取材協力:Claire Jiao.

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