アメリカのトランプ大統領がイエメンの武装組織「フーシ派」に対する軍事行動を軍に命じました。フーシ派は、アメリカ軍の空爆により少なくとも13人の民間人が死亡したと発表しています。
トランプ大統領は15日、SNSで、イスラム組織ハマスに連帯して紅海などで商船への攻撃を続けるイエメンの武装組織「フーシ派」に対し、「強力な軍事行動」を開始するようアメリカ軍に命じたと明らかにしました。「今まさにテロリストの拠点や指導者、ミサイル防衛施設を空爆している」と投稿しています。
フーシ派が運営する保健当局は、15日にイエメンの首都サヌアにアメリカ軍の空爆があり、少なくとも13人の民間人が死亡したと発表しました。
トランプ大統領はSNSでフーシ派に対して、「攻撃を止めなければ、見たことのないような地獄が降りかかるだろう」と警告。フーシ派の後ろ盾となっているイランに対してもフーシ派への支援を直ちにやめるよう要求しています。
アメリカのニュースサイト「アクシオス」によりますと、トランプ氏の2期目就任後、アメリカ軍によるイエメンでの最大の攻撃だということです。
また、アメリカの当局者はアメリカ軍によるフーシ派への攻撃は1度限りでなく、今後、数日から数週間続く「容赦ない攻撃の始まり」だと話しているということです。

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