(ブルームバーグ):米シティグループ証券は日本株調査を強化する一環として、インターネット関連企業を専門とするアナリストを初めて起用した。楽天グループをはじめとするネット企業の調査・分析を担当する。
- 江沢厚太調査本部長はインタビューで、1月に入社した米島慶一氏について以下のように述べた
- より質の高いアナリストをよりニーズのあるセクターに配置する質的な転換を進めている
- 「厳しいコスト環境」は業界全体の共通課題であるが、「質的な改善をする大きな余地がある」
- 備考:これまでもシティ証は楽天Gなどを調査対象としてきたが、今後は米島氏が専門でカバーする
- 備考:リンクトインのプロフィールによると、米島氏はクレディ・スイスやバークレイズなど複数の投資銀行での勤務を経て、モバイルゲーム開発のアカツキでCFOを4年超務めていた
- 備考:シティは昨年、ライバルの外資系金融機関から3人を採用し日本株調査の強化を図っている
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- 江沢氏は日本企業のガバナンス改革の機運は「少々衰え始めていると思う。さらに進化する新しい流れが必要とされている状況」とも述べた
- 先週シティが東京で開いたカンファレンスでは投資家の関心の高まりを受け、ガバナンス改革をメインテーマとして扱った
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