4日の東京外国為替市場で円の対ドル相場が下落に転じた。

円は一時1ドル=149円56銭まで下落。トランプ米大統領の円安けん制発言で148円60銭まで買われたが、上値のめどとされた2月25日の148円57銭を抜けなかったことで、ドルが買い戻されている。

大和証券の石月幸雄シニア為替ストラテジストは、円は何回かトライした148円台半ばを抜けなかったことで「いったんは上値トライに失敗した」と指摘。一部の投資家が円の持ち高を手じまい、ドルを買い戻していると語った。ただ、「完全に円の上値トライが終わったかは疑問がある」と言う。

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