ドイツで23日、総選挙が行われます。最大野党の保守政党が支持率トップで、政権交代の可能性が高まっているほか、移民排斥を掲げる極右政党も躍進する勢いです。

ドイツではショルツ首相の連立政権の崩壊を受けて、23日に総選挙が行われます。議会解散に伴う総選挙は20年ぶりです。

世論調査では、最大野党の保守「キリスト教民主・社会同盟」が支持率トップで、政権交代の可能性が高まっています。

記者
「極右政党『AfD』で最も影響力があるとされる幹部の1人が登壇しました。時折、大歓声が湧き起こっています」

移民排斥を掲げる極右政党「AfD」も得票数が倍増する勢いで、第2勢力に躍進する見通しです。ドイツでは難民が絡んだ事件が相次いでいて、移民・難民政策の厳格化が大きな争点になっています。