イスラム組織ハマスはパレスチナ自治区ガザでの停戦合意に基づき、新たに6人の人質を解放しました。合意の第1段階で予定されていた生存する人質の解放は、これで完了したことになります。
ハマスは22日、ガザで拘束していた男性の人質6人を新たに解放しました。
3段階からなる停戦合意の第1段階では、ハマスが生存する人質25人と8人の遺体、あわせて33人をイスラエル側に引き渡すことになっていました。生存する人質の解放はこれで完了したことになり、ハマスは来週、4人の遺体を返還する見通しです。
イスラエルとハマスは、今後、恒久的な停戦や残りの人質全員の解放を目指す停戦合意の第2段階に向けた間接交渉を始めることになっていますが、双方の主張には溝があり、交渉は難航するものとみられます。
こうしたなか、イスラエル首相府は22日、ハマスから新たに1人の遺体が返還されたと発表しました。
20日にハマスが返還した4人の遺体のうち、女性1人が予定されていた人物ではなく、イスラエルは「合意違反だ」と強く非難していましたが、今回新たに返還された遺体は20日に返還予定だった女性だとしています。
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