メキシコ政府は中国からの輸入削減に米国企業を関与させるため「タスクフォース」を設置する計画だ。エブラルド経済相が17日、米デトロイトで開かれた自動車部品メーカーのグループとの非公開会合で明らかにした。

エブラルド氏は、トランプ次期米大統領の今後の動きへの対応を検討するため、メキシコ政府が同国で事業を展開する「非常に重要な企業」を含むタスクフォースを立ち上げたいとの考えを示した。

トランプ氏はメキシコからの輸入品に25%の関税を課す方針を表明しており、実行に移された場合、タスクフォースはこうした問題を扱う可能性がある。

エブラルド氏

エブラルド氏は「われわれの主要な目標は、中国からの輸入を削減することであり、非常に緊密に協力する必要がある」と指摘。「重要な部品を置き換えるのは容易ではないが、100%ではなくても、部分的に置き換えることは可能で、中国からの輸入増を抑制するには十分だ」と説明した。自動車部品メーカー関係者らに語った発言の録音をブルームバーグ・ニュースが入手した。

メキシコは過去数週間、中国をはじめとするアジアからの安価な輸入品の流入を抑えるため、さまざまな措置を講じてきた。国内産業を強化するとともに、トランプ次期米政権と連携する姿勢を示すのが狙いだ。

メキシコ政府は20日、中国からの輸入品を北米で製造されたものに置き換える計画を公表した。

メキシコ経済省は、エブラルド氏の訪米の目的について「米自動車業界とのメキシコの連携強化」と声明で説明している。

原題:Mexico Pitches Auto Suppliers ‘Task Force’ to Curb China Imports(抜粋)

--取材協力:Alex Vasquez、Eric Martin.

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2025 Bloomberg L.P.