フィンランド国家捜査局は29日、エストニアにつながる170キロメートルの海底ケーブルが損傷した問題について、捜査対象となっているタンカー「イーグルS」のいかりが海底ケーブルを引きずった痕跡が見つかったと発表した。

捜査局のサミ・パイラ主任捜査官は声明で、「潜水作業により、海底で引きずられた跡を始まりから終わりまで特定できた」と説明。痕跡は「数十キロの長さ」に及ぶとしているが、船のいかりが鎖から外れた場所は特定できていないという。

イーグルSは28日にキルピラハティ港近くに移動。同タンカーによる器物損壊の可能性を捜査している警察によると、船内および海中での29日の調査は悪天候で妨げられた。イーグルSは南太平洋のクック諸島船籍。

当局は、行方が分からなくなっているイーグルSのいかりの1つが25日に送電ケーブルを損傷したと考えている。以後、海底通信ケーブル4本にも障害が発生しているという。

原題:Finland Finds Anchor Drag Marks Left by Tanker That Broke Cables(抜粋)

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