野村ホールディングス傘下の野村証券は、2025年度の国内社員の昇給を含めた賃上げについて、非管理職で平均7%程度を目指す方針だ。管理職を含めた全体では平均3%程度となる。広報担当者が30日、明らかにした。

野村証の広報担当者は、優秀な人材の確保や社員のモチベーション向上、労働市場における競争力の維持につなげたい、と賃上げ方針の背景について説明した。

証券業界では、大和証券グループ本社が25年度に平均5%以上の賃上げを目指すことが明らかになっている。長いデフレから脱却しつつある日本経済の好循環を持続するため、賃上げが重要な局面にきている。日本銀行の利上げ判断にも重要な影響を及ぼすため、企業の賃上げ動向には注目が集まっている。

野村証は24年度の賃上げについて、入社3年目までの若手社員に対して、7年ぶりとなるベースアップ(ベア)も含めて平均16%の引き上げる方針を示していた。非管理職については平均で7%強としており、2年連続で高水準での賃上げとなる。現時点では25年度のベアは予定しておらず、初任給については26万5000円で据え置く方針という。

(最終段落に初任給に関する情報を加えます)

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