(ブルームバーグ):中東での新たな緊張で、重要なエネルギー資源の供給が脅かされるという懸念が高まっていると、ラピダン・エナジー・グループのボブ・マクナリー社長は指摘した。
イエメンの親イラン武装組織フーシ派に対するイスラエルの最近の動きは、イエメンと世界最大の産油国であるサウジアラビアとの間の脆弱(ぜいじゃく)な緊張緩和を後退させる危険性があると、マクナリー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで述べた。
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦争が始まって以降の親イラン派武装勢力に対するイスラエルの攻撃に言及し、「10月7日以降の第1段階はパレスチナ自治区ガザ、第2段階はレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラだった。いずれも原油を脅かすものではなかった」と同氏は説明。「今は、サウジアラビアを脅かすフーシ派に移行している」とし、こうした状況の変化は原油供給へのリスクを高めていると語った。
ニューヨークの原油価格は、1バレル=71ドル近辺で取引され、年間では小幅な下落となる見通しだ。来年に供給過剰が予測される中、地政学的リスクが相場の下値を支えてきた。

原題:Risks Are Ramping Higher on Mideast Crude Flows, Rapidan Says(抜粋)
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