(ブルームバーグ):イスラエルのサール外相は15日、在アイルランドの同国大使館を閉鎖すると発表した。アイルランド政府の「極端な反イスラエル政策」が理由だとした。
サール外相は、ジェノサイド(民族大量虐殺)にあたると南アフリカ共和国がイスラエルを非難し、国際司法裁判所(ICJ)に起こした訴訟をアイルランドが支持したことを指摘。また、アイルランドが今年に入り、パレスチナを国家承認した点にも言及した。この承認後、イスラエルは駐アイルランド大使を呼び戻していた。
サール外相は声明で、「アイルランドはイスラエルとの関係において、越えてはならない一線を全て越えた」と主張。一方、アイルランドのハリス首相はイスラエルによる今回の決定について「非常に遺憾だ」と応じた。
ハリス氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「アイルランドが反イスラエル的だという主張は全く受け入れられない。アイルランドは平和と人権、国際法を支持している」と記した。
アイルランドのマーティン副首相も15日の声明で、イスラエルの動きを非難。在イスラエルのアイルランド大使館を閉鎖する計画はないとも説明した。
原題:Israel to Shut Dublin Embassy After Ireland Backs Hague Petition(抜粋)
--取材協力:Alisa Odenheimer、Jennifer Duggan.
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