アフリカ中部のコンゴ民主共和国でインフルエンザに似た症状の原因不明の病気が広がっていて、これまでに143人が死亡しています。
ロイター通信などによりますと、コンゴ民主共和国で南西部の地域を中心に原因不明の病気が広がり、これまでに143人が死亡しました。
現地当局が明らかにしたもので、患者には高熱や激しい頭痛、咳など、インフルエンザに似た症状が出ているということです。
WHO=世界保健機関はこの事態について、先週、報告を受け、“国連の関連機関がコンゴ政府と協力して原因の究明に当たっている”と明らかにしました。
コンゴはすでに「エムポックス」の感染拡大に見舞われていて、ロイター通信によりますと、「エムポックス」が疑われる感染例は4万7000件、死者は1000人以上にのぼっています。

「拉致問題は未解決」国連機関 北朝鮮に拉致被害者の情報提供を勧告 “北朝鮮の人権状況調査”