(ブルームバーグ):5日の東京株式相場は上昇。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の経済に関する発言を受けて投資家のリスク選好姿勢が強まっている。米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の反発を背景に東京エレクトロンやアドバンテストが高い。
市場関係者の見方
野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジスト
- パウエル氏の発言を市場は12月の利下げがあると解釈。雇用や物価に関して心配になる表現がなかったことで、雇用統計を待たずに買いが入った
- 米国市場ではナスダックとSOXの上げが大きく、リスクオンだった
- 国内でも半導体関連株が買われやすい
- 為替の1ドル=150円台回復も安心材料、日経平均はボックス上限をトライする可能性
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- 東証33業種中23業種が上昇、上昇率トップは非鉄金属、下落率トップは鉱業
- MSCIアジア太平洋指数は0.1%高
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