リッチモンド連銀のバーキン総裁は、米国のインフレ率が引き続き低下すると予想している。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が総裁とのインタビューを報じた。

それによると、同総裁は米国が以前よりもインフレショックに対して脆弱(ぜいじゃく)になっており、企業はコストをより容易に消費者に転嫁するようになっていると警告した。

トランプ次期米大統領の関税や移民計画がインフレに与える影響について、企業は「懸念」していると指摘した。

バーキン総裁はまた、経済政策が変更される可能性がある時に、それに先立って金融政策を調整すべきではないと主張。今後の金利決定はデータ次第だと強調した。

原題:Fed’s Tom Barkin Expects US Inflation to Continue Dropping: FT(抜粋)

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