小林製薬の「紅麹」の成分を含むサプリメントを摂取した人に健康被害が出ている問題で、台湾でも同じ紅麹の原料や、回収対象となっている日本酒が輸入されていたことがわかりました。
台湾衛生福利部の食品薬物管理署によりますと、小林製薬が使用中止を呼びかけている「紅麹」の成分を含むサプリメントと同じ原料について、これまで台湾の業者2社が輸入していたということです。
検査記録によると、2022年1月から今月22日までの期間で輸入が確認されたということで、当局は製品を回収するよう呼びかけています。
小林製薬の該当製品については、輸入した記録は無いということです。
一方、台湾財政部は、日本で自主回収となっている宝酒造の日本酒についても、今年になって業者2社が輸入していたと発表。業者に対し、回収するよう呼びかけています。

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