国連・安全保障理事会で、北朝鮮に対する制裁の履行状況を調査した報告書が公表されました。サイバー攻撃で得たおよそ4500億円の資金が核兵器の開発などに充てられているということです。
5日に公表された国連安保理・制裁委員会の専門家パネルがまとめた報告書は、北朝鮮が核開発を進めているとし、「安保理の制裁違反を続けている」と指摘しました。
また、北朝鮮は外貨収入のおよそ50%をサイバー攻撃によって得ていると指摘。暗号資産の関連企業に対するサイバー攻撃で、およそ30億ドル=4500億円相当の資金を得たとしています。
報告書は、こうした資金が核などの大量破壊兵器の開発に充てられていると分析しています。

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