
このとき身に着けた技術をいかして、編み物を贈り続ける理由は「恩返し」だといいます。

諏訪さん:
「(亡くなった)旦那が(体が)弱く、町でみんながよくしてくれた。恩返しのつもりでやっています。良いこともあったけれど悪いこともあった、100年生きていると」
諏訪さんが現在思いを馳せているのは、1月1日に発生した能登半島地震の被災者です。


市川三郷町 諏訪初枝さん(100):
「寒いし気の毒だと思った。温かいものを贈りたいと思った。役に立つことは何もないと思うが靴下くらいしか私にはないから、できる限り靴下は贈りたい」