毛糸の靴下を編む御年100歳の女性。被災地へ思いをはせ編み続けています。


山梨県市川三郷町の諏訪初枝さん、御年100歳です。40年近くにわたり編み物を続けています。

Q: どんな気持ちで編んでいますか?
市川三郷町 諏訪初枝さん(100):
「夢中で編んでいますね、もうちょっと、もうちょっとと」

靴下などを作り、これまでに編んだものは5000足以上。
町内の福祉施設に贈っているほか、被災地にも届けています。


諏訪さん:
「(2011年の東日本大震災は)薬王寺へ行ったら荷物がいっぱいあった。被災地へ贈るというので、私も何かできないかと思った。靴下を持っていったらお寺で(被災地へ送ってくれて)それが縁でずっと贈るようになった」

2011年の東日本大震災の際には、岩手県の被災者へ地元の薬王寺を通して手編みの靴下を1500足以上寄付しました。

薬王寺(市川三郷町) 小野芳幸住職:
「びっくりしましたね、たくさんあって。非常に好評でしたね、ぬくもりがあって。寒いので足が温まるということで」