山梨県の長崎知事は20日、自らが代表を務める資金管理団体が、派閥のパーティー券の販売ノルマを超えた分として派閥から渡された1182万円を政治資金収支報告書に記載しないままにしていたと明らかにしました。
小嶋優キャスター:
会見を取材した県政担当の芹沢記者と、今回の問題を詳しく見ていきたいと思います。
芹沢年延記者:
まず3つのポイントで見ていきます。

1182万円はどういう金なのか、そして、なぜ記載しなかったのか、なぜ放置したのか、みていきたいと思います。
小嶋キャスター:
まずこの1182万円という大きな金額は、どういったお金なんでしょうか
芹沢記者:
一言で言うと知事が所属する二階派のパーティー券の売り上げで、ノルマを超えて戻ってきた分の一部です。

長崎知事はこれまでの取材で、売り上げの一部が派閥から「寄附」という形で交付されていることは認めています。
その上で今回、発端となったのは、2019年5月に行われた二階派の政治資金パーティーです。
ノルマは50万円でしたが1774万円を売上げ、5月中に二階派の銀行口座に振り込みました。







