元日に起きた能登半島地震。石川県内では多くの建物が倒壊しいまだ被害の全容がみえていません。
山梨県内ではおよそ4万軒の住宅が耐震基準を満たしていない中、自治体は補助金を用意するなど耐震化を進めています。

元日の夕方、能登半島を襲った最大震度7の揺れ…。

震源地近くの住宅は多くが倒壊し、石川県では死者215人、安否不明者38人(12日午前9時時点)となっています。
山梨県は去年、南海トラフなど10のパターンで地震による被害想定を公表しました。
被害が大きいものは一部地域で震度7を観測し、県内の死者は3000人以上、建物は6万棟以上が全壊するなどとされています。
こうした地震への被害を最小限に抑える備えとして効果が高いと言われているのが住宅の耐震化です。