技術や道具への向き合い方1つ、厳しく指導するのは全ては将迅さんへの期待の表れ。

小さい頃はそれほど畳に関心は無かったと言う将迅さん。それでも、畳の道を目指したのは高校生の時でした。

将迅さん:
職人さんが減っているという記事を見て、『これはいけない』と思って、『畳屋さんになろう、実家を継ごう』と思いました。

畳店の数は、職人の高齢化や担い手不足などの影響で戦後全国的に減少。
山梨県内はピーク時の343軒から現在は51軒に。

将迅さん:
古くから(日本人に)親しみのある畳なので、その文化を失くしてはいけないなと思う。

日本の伝統・畳文化を後世へ繋ぐため将迅さんは、今年7月、県内で行われた1級試験に挑みました。