
富士山中腹の林道です。
この場所は今後さらにキノコ狩りに来る人が増えるといいます。
巡視員:
「ひどいときにはこの道の両サイドにずらっと車が停まっている」
この日も野生キノコを採取する人を見かけると…
富士吉田恩賜林組合 加々見拓真さん:
「すみません、こんにちは。(野生キノコを)採らないように」
キノコ狩りに来た人:
「重々承知しています。セシウムのことも心得ています」
神奈川県から来たという4人組、朝からキノコ狩りを行い、大量に採取していました。
キノコ狩りに来た人:
「(放射性セシウムは)ある程度蓄積されたら害が出てくるが、10年後か20年後か
個人差があるだろうけど、私はあと10年生きられるかどうかわからない。
だからキノコは美味しいので食べる」
キノコ狩りに来た人:
「少量を食べただけでは人体にはほとんど影響ないとインターネットに書いてあった」

これだけでもかなりの量ですが物足りず、さらに山に入り野生キノコを探します。

取材スタッフ:
「この辺に行けば何が採れるというのは分かっている?」
キノコ狩りに来た人:
「そうそう、ここにはこういうキノコが出来ると、毎年来ます。1つの趣味」