山梨県南アルプス市で林業の歴史などを学ぶモニターツアーが行われ、中学生が伐採作業を体験しました。

これは、北岳の玄関口として多くの登山者が訪れる広河原を地元の自然について学ぶ教育活動にも役立てようと、南アルプス市が主催したものです。

きょう15日は市内の中学生20人が参加し、環境保全などを行うNPO法人の担当者から林業の歴史などを学びました。

また、昭和初期まで木を伐採するために使われていた斧で木を切る体験を行い、参加した生徒は斧の重さに苦労しながらもすぐにコツをつかんで活動していました。

参加した生徒:
「全然切れている感じがしなくて難しかった」
「すごく難しくて、これで製材してたってすごいなって(思った)」

今回のモニターツアーは1泊2日の日程で行われ、市は来年は県外からも生徒を受け入れられるよう調整するということです。