今年は公務員の飲酒運転の摘発が山梨県内で相次いでます。また、人口10万人当たりの飲酒運転による人身事故の件数が山梨県が全国で最も多く、県警は取り締まりを強化します。

県警によりますと、2023年7月までに県内で摘発した飲酒運転は178件で、去年の同じ時期より27件増加しました。
件数は2018年以降で最多です。

このうち飲酒運転による人身事故は25件で、人口10万人当たりの件数は3.12件と、全国平均の約3倍に上り、全国で最も多いということです。

県警は新型コロナの分類が5類に引き下げられて行動制限が緩和され、飲酒の機会が増加したことがひとつの要因を分析しています。

また、今年は公務員の飲酒運転の摘発が相次ぎ、公務員の摘発は少なくとも6件に上り、23日は県立白根高校の38歳の教諭が懲戒免職処分になっています。

県警は飲酒運転の根絶を目指すため、取り締まりを強化する方針です。