8月1日夜、山梨県上野原市の桂川で、中州に取り残された釣り客2人が警察と消防に救助されました。
上流で降った大雨で河川が増水し、川岸に戻れなくなったと見られています。

1日午後6時50分頃、上野原市新田の桂川の中州に取り残された釣り客から消防に救助を求める電話がありました。
現場は桂川と鶴川の合流地点の近くで、中州まで約40mありました。
そこを消防の救助隊2人がロープを持って最後は泳ぎながら川を渡って、通報から約1時間30分後の午後8時20分にこの2人を発見・救助したということです。
救助されたのは東京都八王子市の24歳の会社員と19歳の大学生で、けがはありませんでした。
警察によりますと2人は1日午後1時ごろからアユ釣りを始め、川を歩いて中州まで渡りましたがましたがその後、川が増水し戻れなくなったということです。
記者:皆さんが救助した時、水位は?
消防隊員:胸まで。
本人たちもゴミが流れてきたことは分かった。こっちは全然降らなかったが上流部で降ったので、分からなかった。
アメダスによりますと1日午後2時からの1時間の雨量は上野原市は0.5mmでしたが上流の大月市では50mmの非常に激しい雨が降っていました。
警察は「上流の天候を確認してにごりや水量に気を付けて楽しんでほしい」と注意を呼び掛けています。