不審者が学校内に侵入したことを想定し、教頭を対象にさすまたの使い方を学ぶ講習会が開かれ、警察から闇バイトの勧誘への注意も呼びかけられました。

この講習会は、山梨県南アルプス市や昭和町などの小中学校の教頭が危機管理能力を高めるため警察に依頼したもので、甲府市で開かれました。

約50人の参加者はさすまたの効果的な使い方を学び、不審者が校内に侵入した際の対応方法を実践しました。

また、警察はSNSを活用する若年層は闇バイトの勧誘を受けやすいため、学校でも子どもたちに注意を呼びかけることが必要だと説明しました。

山梨県警南甲府警察署 芦澤恒生活安全課長:
インスタグラムなどのSNSで高額バイトとか、甘い言葉で勧誘して犯罪グループの犯行に加担させるものになります。

参加者:
自分はどういう風に接していくのかというのを、子どもだけではなく家族も交えた中で検討していくのが大事だと思う。

今後、講習会の内容をそれぞれの学校で共有するということです。