こうした弾丸登山をする人は後を絶ちません。17日までの3連休も強風の中、弾丸登山と見られる登山者が1日あたり数百人いたといいます。
弾丸登山では山小屋に入ることが出来ず、気温が氷点下になることもある山頂付近で御来光を待つ人もいます。

登山者に声掛けする太田代表理事:
大丈夫ですか?これから山頂は天気が悪くなるから登山はしない方がいい。その服だと、びしょびしょになって危ない。ここにいたら低体温症になってしまう可能性があるので、直ちに下山してください。

中には、登山道に寝袋を敷いて寝ている人もいます。
マナー違反で道をふさぐ危険な行為です。

登山者に声掛けする太田代表理事:
ここは登山道で寝るところではない。下から数百人登って来ていて危なくなる。ここから移動するようにしてください。
行政は弾丸登山をしないよう呼びかけていますが、登山者の規制は難しい現状があります。

太田代表理事:
一番困っていることは、富士山に来てしまったら絶対に登ってしまう。上(山頂)は風だからこれからもっと天気悪くなるから、その服装だと行けない、とても危険ですと話しても「無理しない」と言いながら、みんな登っていく。