山梨県甲府市で、子どもたちが明治神宮に奉納する酒米の田植えをしました。
子どもたちが田植えをしたのは、酒の原料になる酒米「ひとごこち」の苗です。
甲府市の石田地区は、1871年に行われた明治天皇即位の儀式の際、千葉県の鴨川市とともに儀式に使う酒と稲穂を奉納しました。
その後、途絶えていましたが、3年前の明治神宮鎮座100年を機に、米作りと奉納を再開しました。
14日は、地区の小学生約30人が、歓声をあげながら田植えをして、地域の歴史に触れました。
酒米は8月下旬に収穫され、白酒(しろき)と呼ばれる酒に醸造された後、稲穂とともに11月、明治神宮に奉納されます。