山梨県内最大の茶の産地、南部町で一番茶の収穫が始まりました。
今年も高品質な新茶が期待され、生産者はお茶の消費量アップに工夫を凝らしています。

一番茶の収穫が始まったのは南部町万沢にある、まるわ茶園の茶畑です。
24日は早朝から地域の住民を含めたおよそ10人が新芽を手際よく摘み取り籠に移していました。
記者:今年の出来は?
いいんじゃないですかやっぱり楽しみです。茶摘みは。
今年は冬場の気温が高かったことなどから例年より生育が早く、色や形も上々で高品質な新茶の仕上がりが期待されています。
まるわ茶園 一瀬辰治園主:
一年に一回のお茶を摘んで製造していくので、心を引き締めて頑張っていきたい。
24日収穫されたおよそ100キロの新芽は今週中にも町内の道の駅などで新茶として販売されるということです。
今年も順調に茶摘みの作業が進む一方で、南部のお茶はある課題を抱えています。それは「消費量の減少」。