

丹波山村 岡部岳志村長:
村に来たいという方たちから問い合わせが増えているのが事実。家を建てて移住するということはなかなか厳しい。空き家を使えるものは活用しながら移住を進めていけたら。
記者:
村にとってどんな存在?

岡部村長:
救世主。

一方で空き家ならではの頭を悩ませる問題も・・・


梅原さん:
これが丹波山村の空き家のリアル。物と仏壇とかがそのままある。きのうまで住んでたんじゃないかみたいな。
家に残されたままの家財道具。

こうした家の中の清掃や傷んだ場所の修繕は、時に数百万円かかることもありますが費用を所有者と買い手、誰が負担するのかが問題になります。

梅原さん:
(費用の額が)自動車を買う勢いの話なので、そこのお金を誰が出しますかというのが一番の問題。
問題は他にも。

この日は村役場で打ち合わせ。空き家バンクに登録するか迷っているという物件があるということですが...

梅原さん:
100人ほかの相続人いるじゃないですか。どうしようかとなと思って。
管理している人は貸し出しを希望していますが、相続の手続きがされていなかったため相続人が100人に膨れ上がっていました。

こうしたケースは全員の意向を確認しなければなりません。

丹波山村の担当者:
揉めたときに大変、揉めちゃうので慎重にしたいというところもあり...

梅原さん:
一回置いておこうかみたいな話で。
記者:相続終わってから?

梅原さん:
相続おわってから。もしくは別の解決策が見つかってからアプローチかけるみたいな感じで。