2023年の景気は悪化すると見込む山梨県内の企業が増加しています。


県内企業に求められる取り組みについての講演会が昭和町で開かれました。


講演会は県商工会連合会などが開いたもので、帝国データバンク甲府支店の岩渕勝成支店長が講師を務めました。


岩渕支店長は県内103社への調査で2023年の景気が悪化すると答えた企業が21.4%と前の年より6.3ポイント増加している現状に触れ、多くの企業が原油や材料費高騰の影響を心配していると指摘しました。


その上で県内の企業には「IT関連の設備投資や人材育成を強化し生産性を向上させることなどが求められる」と話しました。