山梨県が全面敗訴した県有地の賃貸借契約をめぐる裁判の判決に対し、長崎知事は「判決内容に疑問点がある」と述べ控訴を検討する考えを示しました。


長崎知事:
これまで県が主張してきたことが裁判所に認められなかったことは極めて残念。判決内容は疑問に思う点も多々あることから上級審においてさらに議論を深めていくことが県民に対して知事として果たすべき責務だろうと考える。

一方、富士急行側も判決後、記者会見しました。


富士急行 野田博喜取締役:
弊社の主張が裁判所に認められ深く安堵している。方針転換を含めた本件訴訟に関する一連の経緯を検証し、山中湖県有地にかかる弊社の賃借権について本判決の内容に沿った対応をしてほしい。