「皆さんは想像したことがありますか。今日の朝『行ってらっしゃい』と言った家族が、変わり果てた姿で帰ってきたことを」

一方、遺族は長年、資料の開示を求めていましたが、事故から12年が経過した去年12月下旬、事故直後に社員の意見をまとめた資料が新たに開示されていたことがわかりました。

石川友梨さんの遺品

中日本高速道路 社員らの意見:
【会社の落ち度での事故はあり得ないだろうという慢心体質】
【保全より建設が組織的にも人事評価的にも優遇される風土になっていた】

この資料は中日本高速道路が「事故の原因・背景と考えられること」について事故から1か月あまりが経ったころに社員などから集めた意見です。

愛さんはこの資料開示について語り始めました。