今回の調査で、佐々木准教授らは土器が発見された湖の南東岸の水深15mから20mほどの場所で、船上からと潜水によって湖底の堆積層をボーリングし、土壌サンプルを採集しました。

このサンプルを分析することにより、土器がどのような理由で湖底に沈んだのかを解明する手掛かりとなる証拠が発見される可能性があるという事です。

また、平安初期の864年に起きた貞観の噴火で湖に達した溶岩の先端部分を採取し、これが地上で固まったのか水中で固まったのかも分析するという事です。