渡辺さんの和だこ作りは仲間の心も豊かにします。
和だこ制作仲間 松田賢貞さん:
「たこを始めて元気になった。あれを作りたい、これを作りたいという欲望がでてきて人生が変わった」

渡辺さんは今年90歳の卒寿を迎えた記念に、南アルプス市荊沢の空き店舗で個展を開いています。会場にはこれまで制作した選りすぐりの和だこおよそ40点が展示されています。
伝統的な和だこの武者絵はもちろん、和だことしては珍しい女性の艶やかな表情のものもあります。

渡辺さん:
「たこに女性を描くものではないという人もいるけれど、美しいものは描きたい。好奇心旺盛だから。それがボケ防止じゃないかな」










